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「左官」という名前の由来とされる3つの説

建築関係の職種のなかで、大工、建具、タイル、ペンキなどは
その名称を聞くとどのような職業かわかりますよね。
しかし、「左官」と聞いても、その名前からは
なかなか職業を想像できないのではないでしょうか。


なぜ「左官」という名前になったのでしょうね。
その由来となるものには、3つの説があるといわれています。


①官職をつけたという説
その昔、宮廷に入場するには暗いが必要だったため
「左官」という官職をつける必要があったという説があります。


②壁塗りを「左官」とする説
昔の建築では、骨組みを作る大工と、下地から化粧をする左官の重要度が高く
大工が「右官」と呼ばれたのに対して、壁塗りをする人を「左官」と呼んだといわれています。
この説は、大工が「右官」と呼ばれたことを示す文献がなく、俗説と考えられているようです。


③階級からとったという説
奈良時代、宮殿の建築に携わる組織「木工寮」の階級で、次のような序列があったそうです。

 一、守(かみ)・・・・・現在の大工
 二、介(すけ)・・・・・桧皮葺き大工
 三、掾(じょう)・・・・金物大工
 四、属(そうかん)・・・壁塗り職人

壁塗り職人の階級である「属(そうかん)」という読み方が
後に「さかん」という似た韻に変化したのではないか?という説です。
この説がもっとも有力と考えられています。


内壁や塀などの表面仕上げには、様々なパターンがあります。
コテによる模様や、手塗りならではの味わい深い表情は、左官仕上げの魅力の一つです。

 


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